麓からは見えない頂上

ライトゲーマーがひとりごつだけ。

シャドウバースとハースストーン

次記事:シャドウバースとハースストーン(2) - 麓からは見えない頂上

 

シャドウバース始めたての僕「シャドバはクソゲー。ゲームとしてはハースストーンの方が楽しい。でもみんなやってるしとりあえずシャドバもやっとこう。」

 

夏の頃からつい最近までの僕「シャドバ楽しいいいいいいい!!!ハースストーン?そんなやつもいたな…あいつは課金しないと楽しめないから仕方ない…。」

 

ガジェッツァン後の(安くて強いデッキを作った)僕「ハースストーンは神ゲー!!やっぱり楽しい!シャドバも楽しいけど!」

 

こんな感じで掌をクルクルさせてきた僕ですが、今まで両方触ってきた経験を踏まえてちょっと語ります。片方をやってる人にもう一方も知ってもらいたい。両方やる人が増えてくれたら嬉しいです。

 

 

※以下では便宜的に「ミニオン/フォロワー」をまとめて「モンスター」、「ヒーロー/リーダー」をまとめて「キャラクター」と表記します。

 

共通点

  • (だいたいのカードゲーム共通だけど)MTGを源流とするゲームシステム。モンスター、スペルetcのカードを出し合って最終的に相手プレーヤーのライフを0にしたら勝ち。
  • モンスターにはコスト、アタック、ヘルス、効果、種族が設定されている。
  • どのキャラクターも使用できるニュートラルカードと、対応キャラクターのみ使用できる固有カードがある。
  • キャラクターごとの固有カードには一貫した特徴がある。
  • 減ったヘルスは勝手には回復しない。
  • 1ターンに1つ、自動的にマナ/ppを得る。キャラクターによっては加速手段がある。
  • 先手は手札3枚、後手は手札4枚。
  • カードをダスト/エーテルに還元し、別のカードを作ることができる。

 

相違点

ハースストーンの特徴
  • カードの種類はモンスター(ミニオン)、スペル、武器。武器は一部のキャラクターのみが持つ。
  • 武器は1ターンに1回のみ振ることができる。出したターンにすぐ使える。顔にもミニオンにも。
  • デッキは30枚、同一カードは基本2枚までで、レジェンドは1枚まで。
  • キャラクターのライフ初期値は30。
  • ボードの上限は7体。
  • 各キャラクターはヒーローパワーを持つ。それぞれに設定された能力のようなもの。2コスを支払うことで毎ターン1回、カードを消費せずに何らかのアクションを起こせる。ただし費用対効果は悪い。
  • 後手番は「コイン」というカードを与えられる。0コストのスペルで、そのターンのみマナを1つ得る、という効果。
  • カードを置く位置を選べることによる「配置」の概念がある。「隣接するミニオンに〜」という効果が存在するため、それを考慮してカードを配置する必要がある。
  • 「秘策」という種類のスペルがある。パラディン、ハンター、メイジのみが持ち、自分のターンに貼っておくと条件が満たされたタイミングで(相手ターン中でも)自動的に発動する。相手プレーヤーには各キャラクターが持つ秘策カードのうちのどれが貼られたのかはわからない。相手の動きに依存する分マナに対する効果は優秀なものが多く、秘策を貼られたプレーヤーはディスアドを取らないように慎重に動く必要がある。相手の動きを制限するブラフとして使われることもある。
  • アリーナでは1枚×30回のピックで30枚のデッキを作り、3敗するか12勝するまで戦う。勝ち数、負け数が同じくらいの相手と当たりやすい。
  • アドベンチャー(ソロプレイ)モードが楽しい。ステージごとにギミックがあって飽きない。高難度モードでは専用デッキを組まないと苦しい。
  • 「酒場の喧嘩」というモードがある。毎週木曜日にリニューアルされる特殊ルールの対戦モード。毎週、1勝すると1パック貰える。(2勝以降は報酬なし)
  • 接続が切れても、一度ゲームを閉じてから再開すれば再接続できる。
  • 世界的に人気。プロチーム多数。
  • 無課金にはつらめ。(主観)
  • 激励、聖なる盾、激怒etc

 

シャドウバースの特徴
  • カードの種類はモンスター(フォロワー)、スペル、アミュレット。
  • アミュレットは場に設置することで効果を発揮する。
  • デッキは40枚、同一カードは3枚まで。レジェンドも3枚まで。
  • キャラクターのライフ初期値は20。
  • ボードの上限はアミュレット含めて5枚。
  • 「進化」システム。後手4ターン目から1ターンに1回進化できるようになり、先手は2回、後手は3回まで進化できる。基本的に、進化したフォロワーは+2/2のバフを受け、召喚ターンでも相手フォロワーに攻撃できる。進化時に特殊効果を発揮するフォロワーも多くいる。
  • アリーナでは2枚×15回のピックで30枚のデッキを作り、勝敗によらず5戦する。恐らくランクも勝ち数も関係なくランダムなマッチング。
  • 莫大なイラストアド。
  • 恐らく日本ではハースストーン以上に人気。プロチームは多分まだ無い。
  • 無課金にも優しい。(主観)
  • 突進、消滅etc

 

個人的な所感

ここから下はただの感想文です。

書き方からしてお察しかもしれませんが、僕はゲームとしてはハースストーンの方が好きです。アドベンチャーとか酒場とか、フレ戦クエストでお互いがゴールドを貰えるとかそういう細かいところの好感度が高いです。企業への信頼度の差もあって、大学入ってから課金しようと思うのはハースストーンの方です。

ただ対戦のおもしろさで言えば五分五分で(そりゃほとんど同じゲームなので)、上ではetcで纏めた部分にそれぞれのおもしろさがあっていいと思います。

あとは無課金プレーヤーにはシャドバの方がありがたいです。必要なレジェンドの枚数はシャドバの方が多いものの、1パックが8枚であること、ゴールドの貯めやすさ、そもそものレジェンド出現率からして、体感ですがシャドバの方がデッキ完成までがずっと早いです。ちなみにハースでは40パックに1枚、シャドバでは10パックに1枚レジェンドが入ってるくらいの感覚です。

それとイラストの話。端的に言うとハースストーンはファンタジーに忠実な感じ、シャドバは綺麗さ(というかオタク受け)を重視した感じ。ハースで「可愛い」って言われてるカードをシャドバ民が見たら「は?」って感じだろうし、逆にシャドバで「可愛い」って言われてるカードをハース民が見たら「いや何で戦場で脱いでるんだ」ってなると思う。モンスター系のかっこよさは同じくらいですかね。好みの分かれるところだとは思います。

ここまで2500字余りをダラダラ書いておいて、最後は「みんなちがって みんないい」ってことでお茶を濁しておこうかと思います。少しでも興味を持ったらまずはちょっとやってみてください。

 

あと1ヶ月でセンターなんだよなあ…。

 

※参考資料

 f:id:roku_692:20161210173450p:image

ハースストーンの放送でこのカードが登場すると「可愛い」というコメントが流れます

 

画像サイズの変更の仕方知ってる方いたら教えてください

パソコンじゃないと無理なんですかね